いみ

いみ
I
いみ【忌み・斎】
〔動詞「いむ(忌)」の連用形から〕
(1)神に仕えるために汚(ケガ)れを避けて謹慎すること。
(2)死・産・血などの汚れに触れた人が一定期間, 神の祀(マツ)りや他人から遠ざかること。

「~が明ける」

(3)避けるべきこと。 方角・日取りその他, 一般によくないとされていること。 差し支え。 はばかり。

「事の~あるはこたみはたてまつらじ/源氏(絵合)」

(4)他の語の上に付いて複合語を作り, 汚れを清めた, 神聖な, などの意を表す。

「~斧」「~垣」「~鎌」「~竈(カマド)」「~場」「~柱」「~殿(ドノ)」「~服殿(ハタドノ)」

II
いみ【意味】
(1)言葉・記号などで表現され, また理解される一定の内容。

「単語の~」「この文は~が通らない」

(2)ある表現・作品・行為にこめられた内容・意図・理由・目的・気持ちなど。

「~もなく笑う」「彼が怒った~がわからない」「感謝の~で贈る」

(3)物事がある脈絡の中でもつ価値。 重要性。 意義。

「ここであきらめては努力してきた~がない」「歴史的~」

(4)表現によって暗示的にほのめかされる深い味わい。 含蓄。

「言外の~」

(5)ある表現・行為・物事などのもつ内容を表すこと。

「赤字はマイナスを~する」「あの微笑は何を~するのか」

III
いみ【異味】
(1)普通とは異なった味。 珍しい食べ物。
(2)ほかの意味。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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